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人工呼吸器を装着した患者の入浴(ビニール浴) ![]()
ビニール浴は患者をベッドに寝かせたまま、園芸用の大型ビニールを体の下に敷きこみ、ベッドをそのまま簡易浴槽のようにしてしまう方法で、利点としては以下のようなことが上げられる。1) 移動が少なく、患者の体への負担が少ない。
2) お湯の中に直接体を入れるので、清拭に比べると温まり、お風呂に入った実感がある。
3) 専用の物品をたくさん必要としないので、人手さえ有ればどんな在宅のケースにも応用できる。
入浴時間は、準備も入れて約40分である。
1. 必要物品1.園芸用ビニール(ビニールハウスに使うもの)6〜7メートル:三重にして使う
2.大型洗濯ばさみ:洗濯屋さんのスカートばさみなど
3.バケツ 5〜6個:給排水用に、家庭用のポンプを使う方法もある。
4. タオル、バスタオル、石鹸類、着替え、交換用のシーツ類
2. 手順1.先ずベッド上で患者を横向きにし、寝衣を脱がせながら、体の下に三重にしたビニールを敷き込む。
2. ベッドの横に柵をする。体の周りに余ったビニールを柵にかけて、洗濯ばさみで止める。
3. 上半身はギャッジアップして、頭のほうには湯がいかないようにする。
4. はじめにバケツで2〜3杯お湯を入れ、石鹸で体を洗う。(ポンプで注水する方法もある。)
5. ベッド柵のビニールを少し下ろし、そこから直接バケツに汚れたお湯を排水する。
6.新しいお湯をバケツで3〜4杯入れ、すすぎながらお湯につかる。
7. ベッドのお湯を全て排水し、体を拭きながらビニールを取り除き、寝衣交換、シーツ交換実施。
(図−1参照)図−1